Face APIの仕組みを理解しよう

Face APIの仕組み

Face APIには、以下3つのオブジェクトを利用して、顔認識を行っていきます。

  • Person Group:学習させる人の集合(今回だったらAKBメンバー全体)
  • Person:人一人名前(大島優子等)
  • Person Face: Personに紐づく画像(複数)

Person Group

Person Groupは、名前の通り、人の集合です。

例えば、AKBというグループには、複数のアイドルがいます。

AKBの中で、複数のアイドルがいて、そのうち誰が似ているか?ということを規定するために、グループ名を設定します。

Person

Personは、Person Groupに所属する人のオブジェクトです。

例えば、AKB48というPerson Groupには、大島優子、前田敦子のように、複数のPersonが存在します。

Person Face

Person Faceは、Personが持っている顔です。

顔認識を行う際に、一枚の画像だと誰が誰だかAPIが学習することができません。

そこで、複数枚の画像を1つのPersonに設定することで、顔認識を行えるようになります。

顔認識の手順

顔認識を行う流れとしては、以下のような手順となります。

  1. Person Groupの作成 (例:AKB48というPerson Group名を設定)
  2. Person Groupに、Personを追加I(例:大島優子というPersonを設定)
  3. Personに、Person Faceを追加(例:大島優子というPersonに、顔の画像を追加)
  4. Person Groupで、PersonとPerson Faceを学習させる

これらをそれぞれの関数で実装することになります。

次の章では、実際に関数にする前に、APIドキュメントを読み、それぞれの仕様を確認していきましょう。